診療内容
肩こりでお困りの方
肩こりは、疲労やストレスなどによって首・肩周辺の筋肉が緊張し、血行障害に陥ることから起こります。
肩こりの原因
寒さ・なで肩・慢性疲労・運動不足・ストレス・同じ姿勢を続けることなどが原因となります。
肩こりを予防予防するための注意
肩こりの予防には姿勢を正すことが大切です。次のような長時間の姿勢は避けましょう。
- 不良姿勢での長時間のデスクワーク
- 寝転がってテレビを見る
- 荷物を片方の肩にばかりかける
- 腹ばいで本を読む
膝痛でお困りの方
膝の訓練が効果的なもの
膝関節は主に骨・関節軟骨・半月板・靭帯からできていてこれらのどれか一つでも負傷すると痛みにより関節が動かせる範囲が少なくなります。このような障害(下記参照)は日常よく起こり、症状を改善するためには訓練が必要です。
※年齢に伴う変化
- 変形性膝関節症(関節の老化現象)
※外傷(怪我)後および手術後
- 膝関節内・周辺の骨折
- 膝靱帯損傷
- 膝半月板・関節軟骨損傷
- 膝タナ障害など
日常生活の注意
膝に負担をかけすぎないことが大切です。次のことはできるだけ避けましょう。
- 長時間の正座
- 階段の上り下り
- 長時間の歩行
- スポーツのやり過ぎ
- 肥満
腰痛でお困りの方
腰椎と椎間板のしくみ
腰椎は斜め前約30度傾いた仙骨の上にあり、緩やかな湾曲を作り、椎間板と靭帯により支えられています。椎間板は線推輪と髄核からなり、上からの重みを周囲に均等に分散して、組織の損傷を防ぐ働きをします。
いろいろな腰痛
-
筋々膜性腰痛
− 中腰作業などの疲労により起こる一般的な腰痛。鈍く疼くような痛みが起こります − -
椎間板ヘルニア
− はみ出した椎間板が神経自体を圧迫して起こります − -
内臓疾患や悪性疾患が原因で起こる腰痛
− 痛みが長時間続いたり、発熱、腹痛や婦人的な症状を伴う場合などは専門的な診察を受けましょう −
腰痛を予防するための工夫
- 柔らかすぎる椅子やソファーは腰痛の原因になります。長時間の腰掛作業では時々休憩を入れましょう。
- 長時間の立ち仕事では片脚を一歩前に出して台などに乗せましょう。
- 背伸び姿勢の作業は避けるようにしましょう。
- 重いものを運ぶ時は、しゃがみ込み荷物を体に近づけ、腰を固定したまま持ち上げるようにしましょう。
- 膝を伸ばしたまま持ち上げるのは特に危険です。持ち上げる前に重さを確認しましょう。